ちょっとまって。格安航空券を探す前に。

 まず格安航空券を探す前に、次のポイントを確定させておきましょう。

  • 旅行日程(出発日・帰国日)
  • 旅行ルート(どの都市をまわるのか?飛行機での移動なのか?オープンジョーするのか?ストップオーバーは?)

 一般的に格安航空券では、旅行日程・ルートの変更はできません。変更できるとしても、特約オプションを付ける必要がある場合がほとんどで、直前ギリギリまで変更可能ということはありません(オプション付けて1ヶ月前ぐらい)。なので、格安航空券を利用する場合は、できるだけ早い時期(1〜2ヶ月前)に旅行日程を確定させておくのがベストです。といっても、なかなか難しいこともあるかと思いますので、そういう場合はPEX航空券か特約オプションを利用しましょう。

格安航空券の価格の仕組みを理解しよう

 格安航空券の料金は次のものの合計になります。

航空券代金 + 海外諸税 + 空港使用料 + 燃油サーチャージ

 海外諸税と空港使用料は代理店によって表記が異なる場合もありますが、国内外の空港使用料などです。これは航空会社や代理店によって基本的にはそれほど差はないです。(微妙に違うことがあります)

 燃油サーチャージは詳しくは燃油サーチャージの解説ページを見ていただきたいのですが、簡単に言うと飛行機の燃料代です。原油価格によって変化しますので、時期によって違います。燃油サーチャージは航空会社ごとに決めていますので、同じ場所に行くにも会社が違うと価格が異なる場合があります。また、燃油サーチャージは1フライトごとにかかりますので、乗継便の場合はさらに増額となります。

 例えば、ある日のアメリカ行き航空券の価格を見てみましょう。

航空券代金の例:成田ーシアトル(2011年のある日)
項目価格
航空券代金46,000円
海外諸税+空港使用料7,010円
燃油サーチャージ51,000円
合計金額104,010円

 もうおわかり頂けると思いますが、航空券代金より燃油サーチャージが高いのです。先ほども言いましたが、海外諸税+空港使用料は代理店による差はないので(微妙に数百円違う時があります)、海外航空券を買うときは、航空券代金と燃油サーチャージを考えることになるのです。

どう考えたらいいの?

 燃油サーチャージのせいで、海外航空券の購入はややこしくなっています。旅行会社ホームページを見ても、総額表示の場合と航空券代金のみの表示の場合があります。よく分からないときは、総額表示の旅行代理店で購入するのがいいです。もう少し考えて安い航空券を手に入れるぞ、という方は燃油サーチャージをマスターしましょう。

 まずはネットで航空券を販売しているサイトの燃油サーチャージ対応状況をまとめておきます。

格安航空券サイト・燃油サーチャージ対応状況
楽天トラベル空席照会後、オンラインで判明。使いやすい。ほとんどの場合、ここが最安値となっている。
AB-ROAD航空券販売元業者に問い合わせ後に総額判明(メールでわかる)。面倒。安いチケットが見つかるが、条件が悪いこともあるのでチェックが必要。
イーツアー 空席照会後、オンラインで判明。使いやすい。こちらも、路線によっては安いものがみつかる。
トルノス 総額表示。JTB系列の安心感。フライト条件の良いチケットのみだが、同レベルのチケットなら他に負けていない。
ヤジキタ 総額表示。こちらもフライト条件のよいチケットのみで、価格帯はトルノスと競争している。数はトルノスの方が多い?

まずは燃油サーチャージの相場を把握しましょう

 先ほどの航空券代金の例がそうだったように、今は航空券代金よりも燃油サーチャージのほうが高いという状況になっています。だからこそ、海外航空券を考えるときには燃油サーチャージを理解することが大事です。これは、路線別に見るのが簡単です。詳しくは各路線別の対策ページで説明していますが、主な路線について燃油サーチャージの傾向を見ておきます。燃油サーチャージは航空会社ごとに決まっていますので、どんな航空会社が安いのかを見ておくことになります。

路線別燃油サーチャージの傾向
アメリカ・カナダ基本的には全社横並び。そのため、航空券代金で価格が決まる傾向にある。
ヨーロッパヨーロッパ系航空会社では大きな差はない。アジアで乗継をする航空会社は、差が出る。
韓国基本的に全社横並び。航空券代金で価格が決まる傾向にある。
その他アジア行先によって異なる。路線別対策ページでしっかり説明します。

 詳しい話は長くなりますので路線別対策ページに書いていますが、簡単にまとめるとこのような感じになります。全社横並びの路線についてはとにかく航空券代金の安いチケットを探せばいいのですが、そうではない路線(ヨーロッパとその他アジア)は燃油サーチャージを頭に入れておかないと間違えてしまいます。

 わかりにくくて心配な方は、ヨーロッパやその他アジアのような横並びではない路線では総額表示の代理店を使ったほうが良いと思います。横並びの路線ではとにかく安い航空券を見つければOKです。

航空券代金が安いチケットを見つける

 格安航空券を探すにあたって、航空券代金が一番安いチケットを見つけたい場合、私が使っているのは楽天トラベルです。航空券代金が総額表示ですので、とてもわかりやすいです。検索もしやすいですし、大きな会社ですので安心感があります。中小の旅行代理店の場合、入金の手続きが面倒だったりすることもあります。今の時代、簡単にオンラインで支払いも済ましてしまいたいですよね。楽天ポイントが貯まる、というのもあります(笑)。航空券の場合は高額商品ですから、バカにはできませんよ。

 目的地まで検索できない場合、最寄りと思われる空港までの格安航空券の値段を見ておきましょう。よっぽど遠いところでなければ、最寄りの空港までの値段+1〜1.5万で目的地にいけることが多いようです。

 ここで検索される値段が大体最安値帯だと思って構わないと思います。